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富岡八幡宮(神社)と深川不動堂(お寺)とを門前仲町で堪能(東京都江東区)

富岡八幡宮 東京 寺社仏閣

「東京十社めぐり」にはまった管理人です。
今回は「富岡八幡宮」へ!と地下鉄「門前仲町」駅の1番出口をでたところ、成田山東京別院「深川不動堂」があるではないですかっ!
神社とお寺とを、違いと似ている部分に思いを馳せながら参拝することができます。
せっかくなので、一緒にお参りをしてきました。

成田山東京別院「深川不動堂」

成田山東京別院「深川不動堂」
門前仲1番出口からでると、横に「成田山」の鳥居らしきものがありまして。
よく見ると、鳥居ではありません。
なぜなら「深川不動堂」は、神社ではなく真言宗智山派のお寺だからです( ̄ー ̄)o゛

成田山東京別院「深川不動堂」
1番出口を背に、右後ろに方面に進み「深川不動堂」の手前で振り返ったところです。
江戸時代からの下町って、こんな感じなのですね。

成田山東京別院「深川不動堂」
旧本堂
「お唱えする言葉」が示されています。
ここはお寺です。
「神に祈りを捧げる」でなく、自分が「仏に成る」ための修行のひとつなのでしょう。

旧本堂の向かって左にある「本堂」の中に、はいることができます。
「護摩祈祷」を拝見させていただけたり、手軽に四国遍路を体験できる「四国八十八カ所巡拝所」があったり。
仏教の世界を体験できるので、参拝させてもらいましょう。

▼詳細は公式サイトで確認を【公式サイト】成田山東京別院「深川不動堂」
【公式サイト】成田山東京別院「深川不動堂」
成田山東京別院「深川不動堂」
境内には「開運出世稲荷」という稲荷神社もありまして。

日本では、神に感謝する神社も、仏を目指すお寺も、共存してきたし、これからも共存するのでしょう。

富岡八幡宮

富岡八幡宮
さて、富岡八幡宮にやってきました。

富岡八幡宮
七五三シーズンだったので、着物をきた方がたくさんいらっしゃいました。
七五三シーズンなので、お子様ひとりに、親御さん+親御さんの父・母と計6人と大人と、親族の方が数人と大行列です。
子供の晴れ姿を少しでもキレイに記念撮影をしようと必死で。
さらに「子供+親御さん」「子供+祖母・祖父」、ドレスアップした「親御さんのツーショット」と記念撮影が延々と続きます。あー(* ̄ー ̄*)

境内には、他の神社もありまして。

富岡八幡宮
七渡神社から、弁天池を眺めたところ。

富岡八幡宮
壊れてしまった鳥居の奥に、小さな神社な並んでいます。

富岡八幡宮
「永昌五社稲荷神社」もあるのです。

富岡八幡宮
場所柄か、横綱力士碑も。
他にも「相撲」関連の碑があったので、お好きな方はじっくり見て下さいませ。

【公式サイト】富岡八幡宮

深川伊勢屋さんで「深川めし」をテイクアウト

深川伊勢屋さんで「深川めし」をテイクアウト
「深川めし」は、アサリ、ハマグリ、アオヤギなどの貝類とネギなどの野菜などを煮込んだ汁物を米飯に掛けたものや、炊き込んだものです。
門前仲町駅1番出口の横にあった「深川伊勢屋さん」の深川めしは、炊き込みご飯で、穴子(たぶん)と奈良漬けがトッピングされていました。

▼ほんとうは、和菓子屋さんかも?深川伊勢屋さん
http://www.iseya.ne.jp/index.html

江戸っ子に親しまれてきた「神社」「お寺」が気軽に楽しめるのが「門前仲町」です。
その違いを知るためにも、ぜひとも「門前仲町」を訪れましょう。

「神社」と「お寺」の違いは?

日本人にとって身近な存在でありながら、改めてきかれると「はて( ̄ー ̄;)」となるのが「神社」と「お寺」の違い。
よい機会なので「神社」「お寺」について調べ、「日本人の宗教観」に触れたほうが分かりやすいかも?と、ざっくりまとめました。

神社

神さまが祀られているところ。
日本人は昔から、山、巨石などいろいろなものに神が宿ると崇拝をしてきました。
崇拝の対象は、自然のみならず、祖先や、偉人なども含みます。
森羅万象に神の発現を認める「八百万神(やおよろずのかみ)」という言葉があるように、日本では「すべてのものに神が宿る」とします。

「すべてのものに神が宿る」のだから、外国から神様がいらしても、ありがたく受入れます。
キリスト教がくれば「西洋の神様がきてくれた」と、「神様がひとり増えました(* ̄∇ ̄*)」「強い味方がいらっしゃいました」となります。
どのような神様がいらしても、庶民にとっては「たくさんいる神様が、ひとり増えました」なのです。
※政治的な理由で、弾圧された宗教もあります※
※失礼にあたったら、すみません※

もっと言うと、お稲荷さまに内在するいくつかのお姿を具現化して、「お塚」とよばれるミニ神社(祠)をつくったりもしています。

かつて信仰されていた自然のあった場所や、神聖な儀式を行っていた場所、故人の縁の地などが起源で、やがて「神社」となったようです。
だから「神社」は、神様のいる場所で、神様に感謝をしたり、祈る場所、と考えてよいでしょう。

お寺

中国やインドから伝わった外来の「仏教の施設」です。
仏像を祀り、僧侶(お坊さん)が「成仏」、つまり「仏に成る」ことを目指し、修行をする場所です。
お寺によっては、写経、坐禅などの「修行体験」ができる場合も。

ただ、日本人の多くは(自覚的な仏教徒でないかぎり)「仏さま≒神様」もしくは「仏さまと神様は別だけれど、手を合わせる対象」と、明確な区別は気にしていません。
「お寺は、仏さまという神様がいらっしゃる場所だよね(※正しくないですが)」
「神様と仏さまは違うけれど、ありがたく手を合わせるのは一緒」
という認識でしょうか。

その認識の差を踏まえ、お寺では、一般の方にも「仏」を目指してもらうため、仏様に手を合わせたり、ありがたい言葉をお唱えをする、をすすめているようです。

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